にこにこにこむぎ。

比べたがり屋の世間に流され疲れたら、またおいで

世界一かっこいい人

今のわたしは退所のお知らせを聞く前のわたしと何ら変わりがないように思う。まだちゃんと考えきれてないから自分の意見がないというところもきっとあるけど、でも思っていたより普通に受け入れてる。いや受け入れてはないけど。「阿部顕嵐」と「退所」という字面の結びつかなさには笑っている。字面で事実を見るときが一番意味がわからなくて笑ってる。

 

顕嵐くんを好きでいられたのは、顕嵐くんのことをずっと信頼できたからだった。顕嵐くんはいつも揺らがず顕嵐くんでいてくれた。

顕嵐くんの好きなところ(askより) - にこにこにこむぎ。

2年前のわたしも今と変わらないことを言っている、というか、べつにその前でも好きになった当初からずっとそう思わせてくれているまんま。好きになった当初から「顕嵐くんには辞めるという選択肢がそもそもない」としか思っていない、そうとしか思わせない人だった。わたしの肌感として、顕嵐担は水が流れるようにそういう類の話をしていた、わたしたちの世界では当たり前だった。顕嵐くんはジャニーズにこだわっているんではない、ジャニーズしかそもそも選択肢がないからそもそもこだわりではない、真理だった。

だから嫌な噂が立ったときも、どこか他人事だった。だって顕嵐くんだから。顕嵐くんだからで全てが大丈夫だと思えた。ただそれだけだった。周りから心配されることがもはや煩わしかった、うるせー!顕嵐くんをなんだと思ってるんだよ!って思った。

まあMステでアイランドやったときにいなかったのは、いないだろうなって知ってたけど、でも何でここにいないんだろ、いれないわけない人なのになって、思うには思った。けど全然悲観的になったりはしなかった。だって顕嵐くんだから。

 

いつだって顕嵐くんの選択なら全て正しいと思ってきた。今も思っている。顕嵐くんの考えたことに、顕嵐くんの見せてくれたものに、一度も間違いなんてなかった、不満に思うことなんてなかった。だからやっぱり顕嵐くんっていつだって顕嵐くんだなと思えたし、かっこいい人だなと思えた。

それで今顕嵐くんの選択を「顕嵐くんの意思だから」とすんなり飲み込めているのかもしれない、というところが一つ目の解釈。でも、顕嵐くんの意思を否定したことがないからこそ否定する術を知らないだけなのかもしれない(から本音は顕嵐くんの選択に追随できていない)というのが二つ目の解釈。もし二つ目の解釈で話を進めたとき、顕嵐くんの選択が間違っていると結論付けることになってしまうので、選択を間違う顕嵐くんのことをわたしがもう信頼してあげられないんじゃないかとか、そんな顕嵐くんのことは好きでいられないんじゃないかとか、そういう風にも捉えられてしまって、そこに着地するのが怖くて、その先を考えるのをとりあえずやめている。

 

この先もジャニーズにいる顕嵐くんでしかなかったしその下でジャニーズにいる顕嵐くんが好きだったから、その逆のジャニーズにいない顕嵐くんについては好きかどうかはわからないとずっと言ってきた。でもこれも顕嵐くんは辞めないという当たり前の事実の中で生きているから、それは顕嵐くんへの好きを強化するための文言の一つでもあった。ジャニーズしか選ばない人だから、ジャニーズを選ばない顕嵐くんはきっと好きな顕嵐くんではないと。

でも逆が成り立ってしまった今、ジャニーズを選ばない顕嵐くんが好きな顕嵐くんでないかはまだよくわからない。でも好きな顕嵐くんではない可能性もある。そこに気付くのが怖くて、考えることから目を背けているのかもしれない。

 

でもとにかく顕嵐くんは負の感情やオーラが似合わない人だ。ジャニーズを選ばない顕嵐くんは好きな顕嵐くんではない可能性もある世界線だけど、でも不思議と今顕嵐くんへの後悔みたいな負の感情がない。そういう暗い感情を持ち込ませない人。これまでもなかった。こうだったら、こうしておけば、こういうところが見たいのに、とかなんかそういうモヤモヤした感情がなかった。いつも顕嵐くんは顕嵐くんだしかっこいいでいっぱいの人だった。顕嵐くんはずっと顕嵐くんでいてくれるから、いつも見たい顕嵐くんしか見せてくれなかった、お腹いっぱいなくらいだった。

まあね、あーやっぱ好きだよバカ!って思うし、なーんであんなこともこんなことももう実現しないのかって諦めなきゃなんないんだよ!って思うし、この先大好きな潤くんや山Pと共演できてもジャニーズの先輩後輩として尊敬してますって取り上げてもらうことも出来ないなんてな!って思うし、思うしさあ、そうやってこの先々に意味わかんねーーよ!ってなることもいっぱいあるけど、でも毎度毎度存分に好きでいさせてくれたんだよね。会う度に、顕嵐くんが何かを見せてくれる度に、やっぱり顕嵐くんって世界一かっこいい人だと思えた。一回一回後悔とかを持ち越さない人だったから、不満なんてなくて充分すぎるくらい満足していたから、なんか顕嵐くんに対して負の感情が生まれないんだよね、不思議と大丈夫だよ。

 

これはただの私情だけど、そうした顕嵐くん自身の技量で後悔させなかったというところに加えて、わたし自身が顕嵐くんに会いに行く選択をして想いを伝えてきたことも、今後悔していない理由の一つだとも思う。

行かなかった現場、顕嵐くんを好きだと認めた頃からカウントすると15年クリエ、担当を始めた頃からカウントすると15年マッチ、16年たきつ、16年クリエ、16年えび横アリ、17年運動会、18年らぶ横アリ単独、といったところで、どれも行かなかったことに理由があって自分でそういう選択をしてきたものだから今更どうこうというところも特にない。毎公演手紙も出した、自己満でもきちんと想いは伝えた。らぶの単独公演をたくさん見れたことも、主演舞台を2本も見れたことも、映画の出演が決まったことも、2017年の顕嵐くんを自分の目でしっかりと見届けられたことが特に大きかったなと思う。そもそもそう思えていないと、降りても大丈夫ってわたしが踏ん切り付けられていなかったからね。2017年の顕嵐くんの活躍と、それを見守ったわたしがなければ、また違っていたんだと思う。

そして、わたしがジャニーズJr.の阿部顕嵐くんに最後に会ったのはジュニア祭り大阪ということになるのだけど、わたしは帝劇の顕嵐くんばかりを思い出す。あれを見に行けていなかったら、少しは考えていたのかもしれないな。帝劇の顕嵐くんが、今までにも見たことのない姿で、表情で、パフォーマンスで、顕嵐くんに不満はない中でも気になっていたことが全部全部完璧になっていた。それを見て、いや知ってたけど、顕嵐くんってどこまでもかっこよくなっていく、期待を裏切らない人なのだと改めて分かりすぎて終始泣いた。降りたことを後悔するどころか誇らしかった。どんどんわたしが知っている顕嵐くん以上に大きくなっていくんだと思うと嬉しくて仕方がなかった。わたしの中の最後の顕嵐くんの記憶が、かっこいい顕嵐くんだから、不思議と後悔はないよ。

 

顕嵐くんは本当にかっこいい人だから、かっこ悪いことがとことん似合わない人でもある。

自分で降りておきながら、顕嵐くんが担降りされてファンを失うなんてそんなことあるわけないと思うし、世界で一番担降りが似合わないと思うし。顕嵐くんに出来ないなんてないんだよね、そうやって知ってるから、顕嵐くんを「かっこ悪い」に仕立てあげないようにわたしは顕嵐くんがいなくなることをマイナスには言いたくないのかな。もしそう言うことによって辞めたことでステータスを失ったみたいになっちゃう顕嵐くんかっこ悪くない?全然似合わないな。先月のある日考え込んでしまったときに、このままこれまでの方程式に当てはめるとかっこ悪いに着地してしまうな…?という論争をしてしまったことがあって、そんな結末に途方に暮れてどうしようもなく悲しくて仕方がなかったことがあった。わたしの中で「かっこ悪い」に着地させないための防衛機能なのかもしれないな。

 

でもとにもかくにも、降りてからも会えていない期間も、ずっとわたしの中の顕嵐くんは揺らいでいないしそう信じていられるから、とりあえず今の顕嵐くんのこと、すぐに見限ったりは出来なさそうだよ。

 

それにね、今きょへのことがとっても好きなんだ。どうしようもないくらいきょへのことばっか考えるんだ。

顕嵐くんの手を離したことを後悔したらどうしようと考えたことはあったしそれを危惧して顕嵐くんのことを一番にしたままだった可能性だってある。もしそうだったら、ジャニーズJr.の顕嵐くんのことを失ってずっと一番が欠員してしまうような状況になってどうにもこうにもいかなかったんだと思う。だけど、今応援したいと思える人がいるから、心から大好きだと思える人がいるから、顕嵐くんのことも少し余裕を持って受け止められているんだと思う。そういう意味でも、間違っていなかったなと思う。顕嵐くんを一番に好きなわけではない今のわたしだから、こうして顕嵐くんのこと受け止められているのだと思う。

きょへを好きになって、もう降りても大丈夫だよって顕嵐くん自身の力で思わせてくれて、きょへへの好きを謳歌できていることもわたしの中ではとても大きなこと。

顕嵐くんが最後の担当だって言い続けて来たけど、こういうかたちでそれを叶えたかったわけではないんだ。きょへを好きになって降りても大丈夫って思わせてくれたおかげで、悲しい結末は避けられたよ。ジュニア大賞を来年は卒業するって言ってくれたの、世界一かっこよかったよ。そういう顕嵐くんの発想力が大好きだった。恋人にしたい1位をあげられなくてごめんね、でも勝手に卒業してんなよ、もう阿部顕嵐くんって書いちゃったよ。顕嵐くんが1位になる未来しか、信じたくなかったな。

 

きょへを好きになって顕嵐くんとは違う気持ちの向け方をするようになって、これまで自分の中で当たり前だったことが当たり前ではなかったのだと感じることばかり。これまでの自分と今の自分との比較で初めて気付くことがたくさんあった、今もある、これからもきっとまだまだある。両者そのものを比べて優劣をはかりたいわけではもちろんなくて、わたし自身が両者にどう感じどう考えているかというところを比べることでそれぞれへの色んな「好き」の在り方に気付けている。そんな今のわたしにはお互いの存在がまだまだ必要だし顕嵐くんを好きだったことは消えないから、また顕嵐くんの話を思い返して図々しくしてしまうのは許してね。

言おうか迷ったけど、この際だしね、わたしは最後までLove-tuneのことがよく分からなかったなと思った。
あんなにもずっと事務所にいることを最優先にしてきた顕嵐くんが、自身の選択として事務所よりもLove-tuneを選んだのだろうという事実を、受け止めはしたけど、とっても不思議だ。わたしの思っている顕嵐くんとは違っていた。
たしかにユニットに所属していないと身動きの取れない今の環境で一から頑張ることを考えれば、ジャニーズにいることが全てではないと思うことも選択の一つ。だけど顕嵐くんはそうだと知っていてもジャニーズにいることに重きを置いている人なのだと思っていたし、そういう顕嵐くんを感じてきたことが好きの所以だった。悩まなくてもジャニーズに残る選択をして、どこにいても顕嵐くんのやり方で咲いていくんだと思っていたし、わたしはそれが不安ではなかった。だって顕嵐くんだから。
顕嵐くんは「仲間だから」を理由に自身の決断が揺るがされることはない人だった。私情は持ち込まなかった。チャンスがあるのなら環境は厭わない人だった。態度でも行動でもそうだった。そんな顕嵐くんが好きだった。けど、そうじゃない顕嵐くんを初めて見て、ほとんど初めてに近いくらい顕嵐くんのことを「分からない」と思った。
ジャニーズに残ることの対極に必ずしもLove-tuneがいるとは限らないけれど、何かと天秤にかけたときにジャニーズが負けることがあったのだなあと思うと、そうした引力をLove-tuneは少なからず持っていたのだなと思わざるを得ない。顕嵐くんの中でLove-tuneは本当にとっても大きなものだったんだね。わたしは最後までそこがわからなかった。
わたしの性格上箱推しが出来ないというところもあるけれど、単推しとか担当至上主義みたいなところを形成したのは顕嵐くんの存在がとても大きかったと思う。顕嵐くん自身が環境に左右されたりしない人だから、わたしだって他人に干渉している場合ではなくて無双に走る顕嵐くんについていくしか道がなかった。顕嵐くんがいるからLove-tuneを見ていただけのことだった。わたしの見ていたLove-tuneはずっとそうだったのだけど、顕嵐くんにとってはいつからかそうではなかったらしい。知らなかった。
いつか一万字インタビューとかどっかのテレビとかで、Love-tuneについて話してくれる顕嵐くんを楽しみにしていた。今は分からなくても、顕嵐くんがユニットとどう向き合っていたのか将来知れたらいいなと思っていた。知る術があるのかすら危ういけれど、余計知りたくなった、というか知らなければこの分からないという感情の処理の仕方をわたしは知らない。
でも、わたしはLove-tuneにいる顕嵐くんだから好きだったわけではなかっただけで、Love-tuneをいいな楽しいなと感じることは人並みにあったよ。たくさん思い出も作らせてもらった、夢も見た、嬉しいも楽しいも味わった。ここからはちょっとてきとうな思い出話ね。場所にこだわっていなかったからLove-tuneに入るってなったとき、めちゃくちゃ喜んだもん。Love-tuneじゃなかったら見れなかったこと、知らなかったこと、たくさんある。少クラにだっていつまでも出れないままだったかもしれないしね、またNHKホールに立たせてくれてありがとう。何をどこで披露したのかもう分からないくらいLove-tuneの定番曲が出来てたくさんの曲をたくさん見せてくれたけど、自分がそこにいたこともたまに不思議だし、自分がもうそれを見ることがないだろうこともたまに不思議。キスマイたくさん歌ってくれてありがとうね、Love-tuneのセトリは終始わたしに優しかった。帝劇のステージを広々使って見せてくれた、初めてのオリジナル曲CALL、ピンク地でハートがそれぞれに入った初めてのオリジナル衣装、いつまでも忘れないよ。

 

今その時に好きな相手に対して「世界一かっこいい!!!」と言うことはあっても、本当の意味で真剣に世界一かっこいい人は、これまでもこれからも阿部顕嵐くん、あなたしか知らない。また会えるのか知らないけど、また何かを見せてくれるときには笑えるのか泣いてしまうのか分からないけど、ずっとずっとかっこいいを背負い続けてくれる人だと分かるから、昨日も今日も、きっと明日も、好きだよ。

 

なんて締めくくったらいいかわからないから、いつもどおりにね。おしまい!